浜松レポ

0日目

筆者はゼミの用事で姫路におり、姫路から新幹線で浜松に向かった。予定よりはやめに浜松についたのでホテルでこの日合流する阿部氏を待つことにした。ホテルで優雅に待っていると、阿部氏からタクシーで向かっているという連絡があった。詳しく聞くと阿部氏はリムジンタクシーに一人だけで乗ってこちらに向かっているという。なんてリッチマンなんだと思ったが、とても安価で乗せてもらえたらしい。これはなにかがおかしいと、世の中うまい話はそうそうないのでこのままどこか連れ去られるのではと思ったが無事阿部氏はホテルに到着し、合流することができた。身ぐるみも剥がされておらず、うまい話もあるものだと思った。果たして採算はとれているのだろうか。その後近くで夕食を取り、コンビニで軽くつまむものを買ってホテルに戻った。昨晩の姫路でもいろいろあり、自分のなかでは妥協のつもりでのチョイスが結果的には真逆のチョイスとなってしまった。

1日目

11時ごろに石塚氏と合流し、「スガキヤ」というところで朝食を済ませ、目的地へと向かった。その途中、某ゆるキャラの家康くんや某マスコットのジュビロくんとの写真をとられた。コンビニでウィーダーを買ったのだが、筆者と阿部氏が大会などの対局前にこれを飲んでいるのはもはやいつもの光景である。予定より早くついてしまったので、時間つぶしのために、昔、石塚氏が行っていたという公園に行き、筆者は全力でブランコを楽しんだのであった。その後、AI碁盤を見せていただき、結城先生の自戦解説と結城先生が印象に残った対局の解説をきき、いよいよ指導対局である。3子での対局になり、結城先生の初手は目外し、隣で対局している阿部氏も3子で初手は目外しであった。筆者は迷わず、一番穏やかな形を選択したのだが、隣を見ると、大斜定石が進行していた。中盤にかけてごちゃごちゃしたがあまりいいかんじにはならなかった。阿部氏もごちゃってたのが印象的だった。結城先生に打っていただくという貴重な経験ができてとても幸運でした。
 指導対局のあと、全国高校団体女子3位、磐田東高校のメンバーと九大の阿部氏と石塚氏と筆者の3人で団体戦を行った。石塚氏は三将で主と副は平和的方法で筆者が副将、阿部氏が主将ということになった。肝心の対局は、短い時間での対局というのもあり、阿部氏がゲタがわからず、筆者がないはずの石が見え、石塚氏は形勢戦犯と燦燦たる内容であったが、なんとか面目を保つことができた。対局した3人にはぜひ九州大学に進学してもらいたいという勧誘も忘れずにできました。
 その後、場所を変え、とても強そうなお店で懇親会が行われた。筆者は結城先生の隣に座らせていただき、お酒を注いでいただきとても恐縮でした。結城先生は鉄道好きということもあって、筆者の地元の人吉を走る、肥薩線やくまがわ鉄道の話で盛り上がることができました。なにはともあれこの日は貴重な経験ができ、大満足の1日となった

2日目

 この日は石塚氏と阿部氏と池を観光した。浜松で池とは浜名湖である。浜名湖の上を通るロープウェイにのり、とても美しい景色を楽しんだ。しかし、展望台は恋人の聖地といわれており、恋人と来たい人生だった。その後、石塚氏の母校を見に行き、ぐーちょきぱんというパン屋さんで美味しいパンを食べ、浜松駅に戻り解散となった。筆者は福岡に帰ったが、阿部氏は名古屋に、石塚氏は楽器博物館に足を運んだらしい。

さいごに

打っていただいた結城先生やこのような会を開催されためいえんさんや声をかけてくれた石塚さんには感謝の気持ちでいっぱいです。AI碁盤も大切に使っていきたいと思います。

Written by uem.