2023年度 西日本対抗戦レポート

今回は先日行われた西日本対抗戦のレポートです。この大会は2日間で2局ずつ、計4局行われる団体戦でした。持ち時間は40分30秒1回。九州、中四国、関西から2チームずつ、計6チームで争う大会ですが、「大会」というよりはお祭り、交流会といった意味合いが強いように思います。

当日朝

去年は福岡が会場でしたが、今年の会場は大阪でした。集合が1時だったため、前入りはせずに当日の朝に大阪に向かうことに。新幹線に乗り、広島駅で止まった際、見覚えのある顔が二つ。たまたま中四国代表の友人と同じ新幹線でした。びっくらぽん。一人で向かっていたので話し相手ができてラッキー!上振れました。そのまま会場に向かった後、会場の目の前にあった古き良き喫茶店で昼食をとり、英気を養いました。サンドイッチ美味しかった。この日は集合時間に選手全員が間に合うという奇跡が起きて、時間通り対局が開始されました。こんなことあっていいのか大学生…

一回戦

初戦の相手は関西の岡本君。序盤からずっと難しくよくわからない碁でしたが、相手が時間に追われて甘い手があり、そこからリードしてそのまま勝利。この対局で一番印象的だったのは、相手のボヤキです。というかそれはもはやボヤキではなく、普通の会話。うちの部員である某日高や、T大のK氏よりもひどく、真のボヤッキーでした…。この後も彼のボヤキだけが静かな会場に響き渡っていましたとさ。

二回戦

二回戦の相手は中四国の秋藤君。以前一度だけ打ったことがあったのですが、はるか昔のことだったので実質初対局です。この碁も終始難しかったですが、途中相手に無理気味な手があり、そこから少し打ちやすくなったかな。二局目も勝って、初日は二連勝となりました。ちなみにチームは一勝一敗。まあまずまず。

一日目夜

この日の夜は懇親会が開かれました。懇親会があることは知らされていましたが、てっきり二日目の夜だと思っていました。話したことのない人と話す機会はなかなか貴重でありがたかったです。うちの丸尾先輩もたくさんお酒を飲めてご満悦な様子でした。

二日目

この日は10時集合だったため、早起きしホテルから歩いて会場に向かいました。(もっと会場に近いホテルとるんだった。)この日もほとんど全員が会場に時間通りにたどり着き、定刻に対局が始まりました。

三回戦

三回戦の相手は関西の板垣さん。僕はネットでは何度か教えて頂いたことはありましたが、対面で打つのは初めてだったので楽しみでした。握って僕の白番。(板垣さんとの対局、全部白番な気がする…) 序盤から早速戦いが勃発。左下の変化が読み切れず、碁が終わってしまいました。クソ粘りを見せ難しい碁にしましたが、最後は石を召し取られて投了。局後AIで検討してみると、勝負所で相手の手がほとんどAIと一致しており、さすがに強すぎでした。

四回戦

最終戦は中四国の安達。僕は広島出身なので彼とはもう何度打ったかわからないくらい対局しています。(ちなみに去年の冬の選手権でも打っています。)握って僕の白番。彼との碁も最近白番ばかりな気がします。序盤で僕が間違えて碁が終わったかと思いましたが、粘り続けて乱戦に持ち込み何とか逆転勝ち。一応有終の美を飾ったのか?

おわりに

4局打ち終わり、最終的に個人では3勝1敗、団体では2勝2敗という結果となりました。副将と三将の方もかなり頑張ってくれていたようです。今大会の優勝は板垣さん率いる関西のチームでした。

二日間を通してかなり多くの人とお話をすることができ、個人的にかなり楽しく有意義な大会だったと思います。こういうわいわいした大会は少ないので、参加できたことは非常に価値がありました。関東の皆さんともこうした交流ができたらなと心から思います。最後になりますが、本大会を運営してくださった全国の幹事の皆さん、ありがとうございました。また来年もこの大会に出場できるように練習を積み重ねていきます。それでは、ご拝読ありがとうございました!!

Written by ゆっさ

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